中高齢者向きの楽しいウォーキング
このウォーキング事業を2011年から始めて早や９年を迎えました。季節の良い春と秋に４回づつ年８回開催しています。
コースについては基本的には次の観点から選定しています。
・中高齢者向きの京阪神を中心とした比較的平坦なコースを選ぶ。
・距離は有酸素運動に効果的と思われる５Km前後を設定する。
・ただ歩きだけではなく、その地にゆかりのある名所旧跡や地場産業を訪ねて歴史と文化の学びも同時に取り入れる。
・そのために都度、現地のボランティアガイドさんにご案内をお願いする。
これまで参加者には大変好評で、初めての方でもすぐに打ち解けて会話が弾み、リピータも増えてお互いに親睦を深め
ておられます。最近では参加者が４０～５０人に達することもしばしばあります。
一方では、ウォーキングの効果を上げるために歩行の質を少しでも上げることを目指しています。“健康づくり”には有
酸素運動が適しており、1日当り8,000歩以上、中強度の歩き20分以上が効果的であると言われています。有酸素運動効果
を高めながらの楽しいウォーキングスタイルを築いていきます。
〇大阪ガスグループ福祉財団から２０１９年度の高齢者福祉助成金を受ける。
これに伴って「大阪ガス助成プロジェク ト」を発足しました。この資金でテルモ歩行強度計を14台購入し、参加者の幾
人かを対象に歩行強度計による科学的データを収集、解析し、その結果を結果を個々人にフィードバックして、自身の歩
行スタイルを確認してウォーキングの質を高めて頂く取り組みです。
初年度に実施した結果では、歩行強度計によって歩行スタイルの認識が高まり、これまでからさらに歩く楽しみが増えたとの声も幾人から頂いた。
